投稿者: mu-normalize

  • ニュースNo.2 (2025年8月)

    ニュースNo.2 (2025年8月)

     管理職ユニオン・関西の組合員の皆様、またこのサイトを閲覧している皆様、ニュースNo.1でお知らせした通り、毎月1回のペースでニュースを発行していきます。今回は主に組合員数の傾向的減少について述べます。ぜひ目を通していただき、管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていただければと思います。

    1 この間の出来事

     仮処分の決定については、すでに郵送させていただきましたが、大橋の書記長としての地位が保全されました。

     そこで、私は6月21日、執行委員会の日に組合事務所に行き、参加を求めましたが排除されました。

     6月25日にも、私は組合費を支払うために組合事務所に行きましたが、仲村氏が「出ていけ」と言って掴み掛ってくくる次第で、組合費を受け取りませんでした。

     7月10日と17日にも組合費を支払いに組合事務所に行きましたが、両日とも事務所は施錠された状態でした。中から「誰ですか」との問いかけがあり、私が「大橋です。組合費を払いに来ました。」と言うと、中から「お帰り下さい」と応答があるだけで、鍵を開けてもらえませんでした。

     私からすると、仲村氏が逃げ回っているとしか思えません。ともあれ、以上のような状況で、私はこの間事務所に入ることができず、組合の状況も、いろいろ漏れ伝わってくることを除いてはよくわからない状態です。組合の現状について、情報提供していただければありがたいです。

    2 組合員数の傾向的減少

     私が管理職ユニオン・関西に加入したのは2009年11月です。当時は、組合員数400名と聞いていました。実際には300人前後だったようですが、専従も仲村氏の他、大濱さんと村上さんがおり、夜になると組合員が入れ代わり立ち代わり組合事務所にやってきて互いに話をしたり、相談をしたりと、活気にあふれていました。毎週金曜日の夜には組合員の懇親会があり、10数人が集まっていたと記憶しています。

     その後、書記長であった大濱さんが病気で倒れ、村上さんが仲村氏と対立して追い出され、新たに書記長として迎え入れた寺尾さんも仲村氏のお眼鏡にかなわず退任・退会するなどのゴタゴタが続き、組合員数は減少の一途をたどりました。昨年の定期大会の時点で組合員数は盛時の1/3、100名ほどになってしまったのです。それに伴い、組合員が組合事務所に集うことも少なくなりました。それでも、数名は常時組合事務所にいて、夜には組合員がビール片手に組合事務所に立ち寄るということがそれなりにありました。

     しかし、昨年11月の定期大会後はどうでしょうか? 私は組合事務所から排除されるまで何度か行きましたが、仲村氏が一人ポツンと仕事をしているか、武建一さんの周辺で動いている人が1~2人いるだけで、閑散としているように感じました。最近では、私が行ったときは昼間から施錠したままでしたし、別の人から聞いたところでは、午後5時以降は施錠するようにしているとのことです。これでは、組合はますます寂れていくのではないかと心配になります。

    3 今年5月の「臨時大会」について

     仲村氏は、仮処分で負けることを予期してだと思いますが、今年5月11日に「臨時大会」を強行しました。そこで、大橋の除籍を確認するとしたのです。大橋を排除するためには、なりふり構わずということでしょうか。その際に仲村氏が発表した組合員数は81名でした。昨年の定期大会から20名以上の減少です。仲村氏の組合私物化・独善的な運営に嫌気がさして、これまで組合を支えてきた組合員が大勢去っていきました。

     事務所を構え専従を置く組合を維持するにあたって、組合員数は最低100名と考えています。80名程度というのはすでにデッドラインを割っているといっても過言ではないでしょう。

    4 組合員数の減少を止められるか?

     管理職ユニオン・関西の組合員の高齢化が進んでいます。これまでは義理で残っていたけれど、60歳の定年や65歳の再雇用終了に伴い組合を退会する組合員も増えているように思います。

     従来のように駆け込み相談に対応し、解決したら退会するというパターンの繰り返しで、加入者数と退会者数のバランスをとっていても、高齢化に伴う退会者の増加に伴い、組合員数は傾向的に減少していくことが予想されます。

     かといって、組合員数を増加させる取り組みも見受けられません。仲村氏は、昨年の定期大会の方針案で、労働相談ホットラインを開設するとか、宣伝用ティッシュの配布を行うなどと書いていますが、おそらく何もやっていないのではないかと思います。

     というのも、これまで労働相談ホットラインの手配をやってきたのは大橋ですし、ティッシュ配布の準備や呼びかけ、配布活動などをやってきたのは、この間で管理職ユニオン・関西を去っていった組合員です。これまで組合活動を支えてきた人が大量に組合を去っていったわけですから、活発な組合活動を展開するのは難しいと思います。

    5 最後に

     仲村氏は自分一人で組合を支えてきたかのように考えているようですが、思い上がりもいいとこだと思います。管理職ユニオン・関西は、これまで多くの人によって支えられてきたのです。

     鍵が閉まっていて、ほとんど人の集まらない組合事務所、そして組合活動も低調、こんな状態で、新しい人がどんどん組合に加入してくるとは考えられません。

    6 今年の定期大会にご注目を!

     仲村氏が発表した組合員数は、昨年の定期大会で103名、今年の「臨時大会」で81名でした。今年の定期大会では何人になるでしょうか。

     先ほど述べましたが、組合として維持していくためのデッドラインは組合員数100名です。もし、「臨時大会」の時よりもさらに減少しているようであれば、歯止めがかからなくなる可能性もあります。そうした事態を避けるためにも、一刻も早く管理職ユニオン・関西を正常化することが必要だと考えます。

    (管理職ユニオン・関西 書記長 大橋 直人)

    〇 〇 〇 〇 〇

     管理職ユニオン・関西の現状に問題ありと考える組合員の方、紛争解決のための交渉等に納得できない組合員の方は、大橋までご連絡ください。対応いたします。

  • ニュースNo.1(2025年7月)

    ニュースNo.1(2025年7月)

     管理職ユニオン・関西の組合員の皆様、またこのサイトを閲覧している皆様、先日お知らせしたとおり、今後毎月1回のペースでニュースを発行していきます。ぜひ目を通していただき、管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていただければと思います。

    管理職ユニオン・関西は危機的状況

     皆さんは、管理職ユニオン・関西の全体としての状況をどうお考えでしょうか? 日々の生活や職場でのトラブルへの対応で手いっぱいで、なかなか組合全体の問題に目を向ける余裕はないかもしれませんが、ぜひ一度ゆっくりお考えください。

    私は、管理職ユニオン・関西は今危機的状況にあると感じています。概括的に言えば、以下の6つの理由によります。

    1 組合員数の傾向的減少

     仲村氏が昨年11月の定期大会で発表した組合員数は103人、今年の「臨時大会」で発表した組合員数81人です。半年ほどで組合員は20人以上減少しています。かつては300人以上の組合員がいたわけですから、その当時と比較すれば見る影もない状態になっています。今後、組合員の高齢化による自然減も予想されますので、減少傾向は続いていくと思われます。

     一つの組合を成り立たせるためには、財政面から考えても、最低100名の組合員が必要です。現在約80名であり、さらに減少していくとなると、組合としての維持が困難になります。

    2 仲村氏の高齢化

     仲村氏はすでに70台後半であり、後数年で80歳となります。排除されるまで私も一緒にやってきましたが、仲村氏の体力・知力の衰えを強く感じていました。

     数年前、私は仲村氏と一緒にいくつかの案件を担当しましたが、会社が出してくる査定制度にかかる多くの資料や当該が持ってきた資料に、仲村氏はおそらくほとんど目を通していないのではないかと感じていました。長い文章を読み込むことができなくなっているのではないかと思います。

     仲村氏は、経験もあり、センスもありますから、感覚だけで何とかなる団体交渉は今でも何とか取り繕うことはできるかもしれませんが、資料を読み込んで戦略的に進めていかなければならない団体交渉はもう無理ではないかと思っています。

    3 後継者不在

     仲村氏は、昨年11月の大会で、一年かけて後継者を探してくる旨述べていました。その約束は守られているでしょうか?

     私は、この間事務所に行っても仲村氏が排除してくるため、確かなことは分かりませんが、後継者は見つからないと思っています。

     仲村氏は20年近く前から、管理職ユニオン・関西は他の人に後継すると言っていました。しかし、いまだにそれは実現していません。今よりはるかに組合員数も多く、財政基盤がしっかりしていたときにも、後継はできなかったのです。組合員数も減少し、財政基盤も弱体化している現在の状況で、20年間できなかったことができるはずはないと思います。

    4 組合としての力の低下

     以上述べてきたことから明らかだと思いますが、組合としての力量が大幅に低下していると感じています。

     単に組合員数が減ったというにとどまりません。仲村氏の独善的・独裁的な組合運営、異論を排除する組合運営の結果、長年にわたって多かれ少なかれ組合を支えてきた組合員が昨年11月以降大量に脱退しました。組合にとっては大きな損失です。

     そのため、管理職ユニオン・関西ではほとんど争議活動ができなくなってきていると思います。年に数回程度、当該組合員と仲村氏、後せいぜい1人か2人の、5人にも満たない人数で細々とやるのが限界でしょう。これで会社に対する圧力になるとは到底考えられません。

     その結果、仲村氏の感覚だけでやっている雑な団体交渉が行き詰れば、後は裁判に流し込むというのが、今の管理職ユニオン・関西の実情ではないでしょうか。

    5 他労組からの孤立

     大阪には、労働組合の連携組織として、おおさかユニオンネットワークという組織と、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークという組織があります。管理職ユニオン・関西は、もともとこの二つの組織に加盟し、争議となれば他労組からも様々な支援を受けてきました。しかし、仲村氏のここ数年の独善的な行為のために、管理職ユニオン・関西は、完全に孤立している状態です。争議の際に他労組からの支援を得ることは不可能となっています。

     おおさかユニオンネットワークは、全国港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、大阪全労協のほか、コミュニティ・ユニオンなども多数参加している大きな組織ですが、管理職ユニオン・関西は数年前に除籍されました。ですので、一切支援は受けられない状態です。

     一方、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークは大阪、京都、奈良の10以上のコミュニティ・ユニオンが結集している組織で、管理職ユニオン・関西もまだ除籍はされていませんが、ただそれだけです。参加労組からの支援は絶望的です。ちなみに、月1回の定例会議には、管理職ユニオン・関西から一人参加していますが、各労組からの報告を求められる場面で1~2分発言するだけで、後は終始黙っている状態です。仲村氏に行けと言われて来ているのでしょうが、仲村氏のメンツを立てるためだけに来ているのが明白なので、気の毒に思えてくるくらいです。

     今の管理職ユニオン・関西は、組合としての力が著しく低下しているばかりか、本来ならそれを補うべき他労組との連携も断ち切られてしまっているのです。

    6 組合としての正当性の喪失

     大橋が提起した仮処分の決定については、先日送付したとおりです。決定は、昨年11月の定期大会について、2号議案(2024年度活動総括案・2025年度活動方針案、2025年度予算案)の決議及び、4号議案(2025年度役員選任)の決議の不存在を認定しました。

     この決定の重大な意味は、管理職ユニオン・関西の労働組合としての正当性を危うくするということです。ありていに言えば、管理職ユニオン・関西が、実態としては労働組合の体をなしておらず、仲村氏の私物になってしまっている疑いがあることを示唆していることです。

     ご存じのとおり、労働組合は憲法及び労働組合法によって、その権利を手厚く保護されています。そして、労働組合の正当性が認められないということは、こうした保護を受けられなくなる可能性があるということです。

     具体的に言えば、団体交渉を申し入れても、会社が応じなくなる可能性がある、抗議行動をやった場合に刑事免責や民事免責を受けられなくなる可能性があるということです。

     組合の正当性の問題は、会社が本気になって争ってきた場合、ゆゆしき問題として浮上する可能性があります。

     以上、管理職ユニオン・関西の危機について、総論的に述べてきました。次号からは、上記1~6について、より詳細に説明していく予定です。ぜひ、ご一読いただき、今後の管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていきましょう。

    (管理職ユニオン・関西 書記長 大橋 直人)

  • 仮処分申立て全面勝利!

    仮処分申立て全面勝利!

     大橋書記長は、昨年11月23日の定期大会について、2号議案(2024年度活動総括案·2025年度活動方針案、2025年度予算案)の決議の不存在、4号議案(2025年度役員選任)の決議の不存在、書記長としての地位確認などを求めて仮処分で争っておりましたが、去る6月13日大阪地方裁判所第5民事部において、決定が出されました。決定にかかる判断の概要は以下の通りです。

    • 2024年11月16日の執行委員会で加入を認めないと決議した者は、「組合員でない者と言わざるを得ない」。
    • 2号議案(活動総括·方針案、予算案)については、「組合員でない者が決議に参加した瑕疵は重大であり、法的に大会決議と評価できないから、決議は不存在というべきである。」
    • 4号議案(役員選任)については、「2号議案の決議を前提に役員·執行委員会を選任するものであり、2号議案に係る決議が不存在である以上、4号議案に係る決議も不存在というべきである。」
    • 「組合規約において、書記長の任期及び委任期間はいずれも『次期大会』までとされているところ(組合規約25条、25条の2)、前記(1)のとおり、本件各決議が不存在である以上、書記長の任期及び役員専従の任期は満了していないというべきである。/そうすると債権者(大橋)は、なお書記長の地位にあり、かつ、月15万円の専従費の支給を求めることができる。」

     以上のとおり、内容的には、大橋書記長の全面勝利というものでした。仲村氏の主張は全面否定されたのです。

     もっとも、仮処分においては、「著しい損害又は急迫の危険」がある場合を除いて、保全の必要が認められません。そうした事情が疎明されていないことについては、本訴で決着をつけてくれという制度になっています。そのため、今回の決定においては、「大橋の書記長としての地位」のほかは、保全の必要が認められませんでした。ですので、2号·4号決議の不存在や、専従費支給については、今後本訴で争っていくことになります。これからもこの場所で随時情報提供していきますので、ぜひご注目ください。

     なお、今回の決定書も掲載しますので、下記からぜひ閲覧してください。今後、管理職ユニオン組合員に向けても定期的にニュースを発行していく予定にしています。

    実際の仮処分申し立ての裁判決定をこちらでご覧いただくことができます。

    https://drive.google.com/file/d/1iA_5RctpN2m5Fsdrd7ZPHfykI3EiF6WP/view?usp=sharing

  • 仮処分申し立ての陳述書を作成しました

    仮処分申し立ての陳述書を作成しました

    実際の仮処分申し立ての陳述書をこちらでご覧いただくことができます。

    https://drive.google.com/file/d/1TYLtUkLSf9d0QphSxYnTRo6qcJm_Mvhb/view?usp=drive_link

  • 2025年2月7日仮処分命令申立てをしました

    2025年2月7日仮処分命令申立てをしました

     2月7日に仮処分命令申立てを大阪地方裁判所に行いました。

    実際の仮処分命令申立書をこちらでご覧いただくことができます。

    https://drive.google.com/file/d/1uuGJgF0OkySGlJLLKP6KbulZXrxhBRDc/view?usp=drive_link

  • その後の定期大会前の異常な出来事について

    その後の定期大会前の異常な出来事について

     前回の記事でも、定期大会前の異常な組合の状況についてお伝えしましたが、その後に発覚した新たな大会前の異常な出来事についても追加でお知らせします。

    1 現委員長である仲村さんが、現執行部の一人に圧力をかけて、次期役員・執行委員への立候補を辞退させたことが発覚しました。

     11月23日(土)の定期大会では、次期の組合運営に責任を持つ役員・執行委員を選任することになります。今回発覚したのは、現執行部の2024年度活動総括案・2025年度活動方針案・2025年度予算案に賛同し、その執行に責任を持つとして次期会計に立候補していたAさんが、仲村氏から立候補を辞退するように圧力をかけられたということです。

     Aさんから事情を聴いたところ、11月16日(土)の執行委員会が終わった後、組合事務所で仲村氏とAさんの2人だけになった時に、仲村さんから「次期会計に立候補するのであれば、自分と敵対関係になるが、それでよいのか」と詰め寄られたとのことです。こうした発言は、事実上の脅しに他ならないと思います。Aさんは、仲村氏に逆らうことができず、次期会計への立候補を断念することを約束させられたとのことです。

     Aさんは一人でさんざん悩んだ末に、11月20日(水)の夕方に、ようやくそのことを別の役員に相談しました。大橋は同日午後5時過ぎにその役員から話を聞きました。大橋は同日夜に、Aさんと直接会って事情を聴きました。その結果、Aさんは辞退を取り消し、次期会計に立候補していただけることになりました。

    2 現委員長である仲村さんが、Aさんに次期役員・執行委員役員の立候補用紙投函箱を開けさせ、立候補用紙を取り出させたうえ、そのことがバレないように投函箱を修復していました。

     組合規約第27条では、「選挙管理委員会は選挙に関する一切の職務を行う」とされています。そのため、次期役員・執行委員の立候補用紙についても、誰かが改竄できないように、密封した投函箱に投函することとし、その投函箱は選挙管理委員会のみが開封するとしています。そのことは11月16日に開催した執行委員会でも確認しています。

     ところが、Aさんから聞いたところでは、11月16日(土)に仲村氏から圧力を掛けられて次期会計への立候補を辞退することを約束させられ、一旦投函箱に投函した立候補用紙を取り出すことを余儀なくされたそうです。

     投函箱は密封されているため、投函箱を開封しない限り投票用紙を取り出すことはできません。Aさんは、仲村氏が見ている前で、投函箱を開封し、自分の立候補用紙を取り出したそうです。

     仲村氏は、その後、投函箱が選挙管理委員会以外の人の手で開封されたことを隠蔽するために、投函箱を修復したそうです。

     仲村氏の行為は、明らかな不正だと思います。Aさんの場合は、勇気を出して相談してくれたので発覚しましたが、他にも立候補用紙が改竄されていることが危惧されます。

    3 現委員長である仲村さんの民主主義を無視した組合運営に抗議します。

    〇仲村氏は、定期大会での多数派工作のために、組合を退会した人を再加入させようとしています。

     前回送付させていただいた手紙では、仲村氏が定期大会での多数派工作のため、武建一氏周辺の人らを大量に組合に加入させている事実を報告しました。

     仲村氏は、この他、組合を退会している人に頻繁に電話を架け、組合に再加入して、定期大会で自分を支持してほしいと働きかけています。大橋は具体的に聞いていますが、情報提供してくれた人の確認が取れていないので、具体的な名前を出すことは控えておきます。

     仲村氏は、武建一氏周辺の人だけでなく、自分の息のかかった人間を組合に加入させ、それで多数派を形成しようとしているわけです。

    〇仲村氏は、今回の定期大会に外部の目が入ることを恐れている?

     例年の定期大会では、他労組や大阪府労働環境課を来賓に招き、ご挨拶を受けています。新型コロナの影響もあり、ここ数年は必ず来賓を招いていたわけではありませんが、大阪府労働環境課には欠かさずご出席いただいていました。

     ところが、仲村氏は今回の定期大会では一切来賓を招いていません。実は、11月20日(水)に大阪府労働環境課の職員の方が組合事務所に来られ、定期大会に出席する旨告げられたのですが、仲村氏は頑なに拒否しました。大橋が見るに見かねて出席いただいたら良いのではと横から口をはさんだところ、お前は黙ってろと言う始末です。

     こうした仲村氏の対応は、11月23日の定期大会に外部の目が入ることを恐れているとしか思えないものでした。密室でやりたい放題にやろうとしていたということではないかと危惧することでした。

  • 管理職ユニオン・関西の定期大会前の直前に起こったできごと

    管理職ユニオン・関西の定期大会前の直前に起こったできごと

     2025年11月23日(土)に管理職ユニオン・関西の定期大会が開催されましたが、その定期大会前に異常な状況が発生していました。その定期大会前の直前に起こった異常な出来事についてお知らせします。

    1 現委員長である仲村さんが、執行部に隠れて、関西生コン支部OBなど武建一氏周辺で動いている人を大量に組合に加入させていました。

     11月9日(土)の臨時執行委員会の前に、長らく賛助会員であったS氏が組合員になったとの話を偶然聞きました。定期大会直前のいきなりの話だったので、不自然に思い、念のためにパソコンの会計ソフトの加入金入金状況を確認したところ、2024年10月1日から同月31日の間に、実に13人も新規加入していることが発覚しました。2024年度1年間の加入者数が29人であるのに、その半分弱が10月1か月間で加入していたわけです。ちなみに、過去の加入者数は、2021年度17人、22年度13人です。10月1か月で13人加入は明らかに異常です。

     そこで、13人の加入者について確認したところ、内8名が関西生コン支部OBなど武健一氏の周辺で動いている人でした。また、2名は仲村氏が担当していて、かなり以前に組合を脱退した人です。

     以上の通り、仲村氏は定期大会での多数派工作のため、武建一氏周辺の人らを大量に組合に加入させています。仲村氏がこれらの人を次期執行部に入れてくる可能性も十分考えられます。

     こうした行為は、自分の息のかかった人間を勝手に加入させて、組合を自分の思い通りにするということであり、組合民主主義の破壊、組合の私物化に他なりません。こういうやり方は許されないと思います。

    2 現委員長である仲村さんが、組合規約の無視、執行委員会無視を公言!

     組合規約第8条では、組合加入手続きについて、「組合に加入するときは、所定の加入申込書に必要事項を記載の上、執行委員長に提出し、執行委員会の承認を得るものとする」とされています。そこで、11月16日(土)10時30分から予定している執行委員会で、仲村氏が執行部に隠れて、定期大会での多数派工作のために加入させた人の組合加入を認めないことを決定しました。

     しかし、仲村氏は、散々怒鳴り散らし、自分に従わない執行委員らに恫喝を加えた上、執行委員会決定を認めないと宣言しました。自分は組合規約に従わないと公言しているわけです。さらに、仲村氏は、次の定期大会に自分の息のかかった人たちを大量に参加させると言っています。組合員でない人が大勢定期大会に押しかけてきて、自分たちに都合の良い決議を行うというのです。

    3 管理職ユニオン・関西を、前関生支部委員長武建一氏の傘下に?

     前関生支部委員長の武建一氏は、去る11月9日に東京で行われた集会で、年内を目標に、「生コンもあれば、管理職ユニオンという労働組合もあれば、あるいは事務管理の人たちもおれば、いろんな業種の人が結集できるような」労働組合を作ると発言しました。そして、この集会には仲村氏も参加していました。年内を目標に新しい組合を作るというのであれば、定期大会後1カ月強しかありません。すでに、武建一氏と仲村氏の間で、組合員には隠したまま、管理職ユニオン・関西を武建一氏の傘下に入れるという話が進んでいるのではないかと危惧する事態がありました。

    4 これでは公正な組合の定期大会が成立したといえません!

     上記のように、仲村氏は、組合員でない人を大量に定期大会に参加させるとし、受付も自分でやると言っていました。執行部の反対を押し切り、暴力的に定期大会を乗っ取るというのです。そんなことになれば、定期大会そのものが成立しなくなります。管理職ユニオン・関西が、仲村氏の完全な私物となり、労働組合ではなくなってしまいます。

     管理職ユニオン・関西は、1997年に結成されてから四半世紀の間、多くの労働争議を解決し、職場でトラブルにあった労働者の力になってきました。その中で仲村氏が果たした役割が大きいのは事実ですが、多くの人が支えてきたのも事実です。管理職ユニオン・関西は仲村氏の私物ではありません。

     仲村氏の組合私物化に反対し、正常な組合の定期大会、組合運営を求めています。 皆さんも是非この異常な状況を真剣に考えていただき、積極的に議論していただきたいと思います。

  • 「管理職ユニオン・関西の正常化を求める会」にご協力を!

    「管理職ユニオン・関西の正常化を求める会」にご協力を!

     私達は、去る2月9日、仲村実氏による管理職ユニオン・関西の私物化に反対し、労働組合として正常化していくために、「管理職ユニオン・関西の正常化を求める会」を立ち上げました。きっかけは、昨年11月23日に開催された管理職ユニオン・関西第29回定期大会です。

     大会に参加していた人はご承知だと思いますが、この大会は極めて異常なものでした。執行委員長である仲村実氏が、執行部が組合加入を認めなかった人たちを多数大会会場に招き入れ、決議にも参加させたのです。仲村氏が招き入れた人の大半は、仲村氏が支持している武建一氏(元全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部執行委員長)と行動を共にする人たちです。そして、執行部の大半が反対しているにもかかわらず、強引に「管理職ユニオン・関西として関生再生委員会(武建一氏が主導しているグループ)を支持する」という活動方針を押し通してきたのです。

     仲村さんは、他の労働組合の内部紛争に首を突っ込み、その紛争を管理職ユニオン・関西に持ち込み、そして自分の考えを押し通すために、組合民主主義もかなぐり捨てたわけです。こうしたやり方は、組合の私物化に他ならないと思います。

     その結果、昨年まで執行部を担っていた多くの人が、役員・執行委員への立候補を辞退するということになりました。そして、大会後、元の執行部メンバーを始め、古くから管理職ユニオン・関西を支えてきた多くの組合員が組合を脱退する事態となっています。

     また、書記長を務めていた大橋氏も排除されました。大橋氏が組合事務所に行くと、仲村氏は「何しに来たんや」とか、「来てほしくない」とか言って露骨に排除しようとします。大橋氏が組合員学習会後の交流会参加しようとした際には、仲村氏が暴力的につかみかかってくる有様です。仲村氏の後の専従候補は誰もいなくなりました。

     さらに、管理職ユニオン・関西は、仲村氏の独善的な行動の結果、関西の他の労働組合からの孤立を深めており、争議に際しても他労組からの支援は期待できません。

     仲村氏もあと数年で80歳です。年齢的な衰えは避けられないでしょう。組合を支えてきた組合員が多数脱退し、専従の後継者も排除され、大阪の労働運動からも孤立し、このままでは管理職ユニオン・関西は、あと数年で消滅するのではないかと危惧します。管理職ユニオン・関西を拠りどころとしていた多くの組合員も放り出されてしまうことになります。

     こうした事態を避けるために、私たちは「管理職ユニオン・関西の正常化を求める会」を立ち上げました。今後、組合の内外で、積極的に活動を展開し、組合の正常化を求めていきます。管理職ユニオン・関西の組合員の皆さん、是非、一緒に組合の正常化を進めていきましょう!