月: 2025年8月

  • ニュースNo.2 (2025年8月)

    ニュースNo.2 (2025年8月)

     管理職ユニオン・関西の組合員の皆様、またこのサイトを閲覧している皆様、ニュースNo.1でお知らせした通り、毎月1回のペースでニュースを発行していきます。今回は主に組合員数の傾向的減少について述べます。ぜひ目を通していただき、管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていただければと思います。

    1 この間の出来事

     仮処分の決定については、すでに郵送させていただきましたが、大橋の書記長としての地位が保全されました。

     そこで、私は6月21日、執行委員会の日に組合事務所に行き、参加を求めましたが排除されました。

     6月25日にも、私は組合費を支払うために組合事務所に行きましたが、仲村氏が「出ていけ」と言って掴み掛ってくくる次第で、組合費を受け取りませんでした。

     7月10日と17日にも組合費を支払いに組合事務所に行きましたが、両日とも事務所は施錠された状態でした。中から「誰ですか」との問いかけがあり、私が「大橋です。組合費を払いに来ました。」と言うと、中から「お帰り下さい」と応答があるだけで、鍵を開けてもらえませんでした。

     私からすると、仲村氏が逃げ回っているとしか思えません。ともあれ、以上のような状況で、私はこの間事務所に入ることができず、組合の状況も、いろいろ漏れ伝わってくることを除いてはよくわからない状態です。組合の現状について、情報提供していただければありがたいです。

    2 組合員数の傾向的減少

     私が管理職ユニオン・関西に加入したのは2009年11月です。当時は、組合員数400名と聞いていました。実際には300人前後だったようですが、専従も仲村氏の他、大濱さんと村上さんがおり、夜になると組合員が入れ代わり立ち代わり組合事務所にやってきて互いに話をしたり、相談をしたりと、活気にあふれていました。毎週金曜日の夜には組合員の懇親会があり、10数人が集まっていたと記憶しています。

     その後、書記長であった大濱さんが病気で倒れ、村上さんが仲村氏と対立して追い出され、新たに書記長として迎え入れた寺尾さんも仲村氏のお眼鏡にかなわず退任・退会するなどのゴタゴタが続き、組合員数は減少の一途をたどりました。昨年の定期大会の時点で組合員数は盛時の1/3、100名ほどになってしまったのです。それに伴い、組合員が組合事務所に集うことも少なくなりました。それでも、数名は常時組合事務所にいて、夜には組合員がビール片手に組合事務所に立ち寄るということがそれなりにありました。

     しかし、昨年11月の定期大会後はどうでしょうか? 私は組合事務所から排除されるまで何度か行きましたが、仲村氏が一人ポツンと仕事をしているか、武建一さんの周辺で動いている人が1~2人いるだけで、閑散としているように感じました。最近では、私が行ったときは昼間から施錠したままでしたし、別の人から聞いたところでは、午後5時以降は施錠するようにしているとのことです。これでは、組合はますます寂れていくのではないかと心配になります。

    3 今年5月の「臨時大会」について

     仲村氏は、仮処分で負けることを予期してだと思いますが、今年5月11日に「臨時大会」を強行しました。そこで、大橋の除籍を確認するとしたのです。大橋を排除するためには、なりふり構わずということでしょうか。その際に仲村氏が発表した組合員数は81名でした。昨年の定期大会から20名以上の減少です。仲村氏の組合私物化・独善的な運営に嫌気がさして、これまで組合を支えてきた組合員が大勢去っていきました。

     事務所を構え専従を置く組合を維持するにあたって、組合員数は最低100名と考えています。80名程度というのはすでにデッドラインを割っているといっても過言ではないでしょう。

    4 組合員数の減少を止められるか?

     管理職ユニオン・関西の組合員の高齢化が進んでいます。これまでは義理で残っていたけれど、60歳の定年や65歳の再雇用終了に伴い組合を退会する組合員も増えているように思います。

     従来のように駆け込み相談に対応し、解決したら退会するというパターンの繰り返しで、加入者数と退会者数のバランスをとっていても、高齢化に伴う退会者の増加に伴い、組合員数は傾向的に減少していくことが予想されます。

     かといって、組合員数を増加させる取り組みも見受けられません。仲村氏は、昨年の定期大会の方針案で、労働相談ホットラインを開設するとか、宣伝用ティッシュの配布を行うなどと書いていますが、おそらく何もやっていないのではないかと思います。

     というのも、これまで労働相談ホットラインの手配をやってきたのは大橋ですし、ティッシュ配布の準備や呼びかけ、配布活動などをやってきたのは、この間で管理職ユニオン・関西を去っていった組合員です。これまで組合活動を支えてきた人が大量に組合を去っていったわけですから、活発な組合活動を展開するのは難しいと思います。

    5 最後に

     仲村氏は自分一人で組合を支えてきたかのように考えているようですが、思い上がりもいいとこだと思います。管理職ユニオン・関西は、これまで多くの人によって支えられてきたのです。

     鍵が閉まっていて、ほとんど人の集まらない組合事務所、そして組合活動も低調、こんな状態で、新しい人がどんどん組合に加入してくるとは考えられません。

    6 今年の定期大会にご注目を!

     仲村氏が発表した組合員数は、昨年の定期大会で103名、今年の「臨時大会」で81名でした。今年の定期大会では何人になるでしょうか。

     先ほど述べましたが、組合として維持していくためのデッドラインは組合員数100名です。もし、「臨時大会」の時よりもさらに減少しているようであれば、歯止めがかからなくなる可能性もあります。そうした事態を避けるためにも、一刻も早く管理職ユニオン・関西を正常化することが必要だと考えます。

    (管理職ユニオン・関西 書記長 大橋 直人)

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     管理職ユニオン・関西の現状に問題ありと考える組合員の方、紛争解決のための交渉等に納得できない組合員の方は、大橋までご連絡ください。対応いたします。