管理職ユニオン・関西の組合員の皆様、またこのサイトを閲覧している皆様、先日お知らせしたとおり、今後毎月1回のペースでニュースを発行していきます。ぜひ目を通していただき、管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていただければと思います。
管理職ユニオン・関西は危機的状況
皆さんは、管理職ユニオン・関西の全体としての状況をどうお考えでしょうか? 日々の生活や職場でのトラブルへの対応で手いっぱいで、なかなか組合全体の問題に目を向ける余裕はないかもしれませんが、ぜひ一度ゆっくりお考えください。
私は、管理職ユニオン・関西は今危機的状況にあると感じています。概括的に言えば、以下の6つの理由によります。
1 組合員数の傾向的減少
仲村氏が昨年11月の定期大会で発表した組合員数は103人、今年の「臨時大会」で発表した組合員数81人です。半年ほどで組合員は20人以上減少しています。かつては300人以上の組合員がいたわけですから、その当時と比較すれば見る影もない状態になっています。今後、組合員の高齢化による自然減も予想されますので、減少傾向は続いていくと思われます。
一つの組合を成り立たせるためには、財政面から考えても、最低100名の組合員が必要です。現在約80名であり、さらに減少していくとなると、組合としての維持が困難になります。
2 仲村氏の高齢化
仲村氏はすでに70台後半であり、後数年で80歳となります。排除されるまで私も一緒にやってきましたが、仲村氏の体力・知力の衰えを強く感じていました。
数年前、私は仲村氏と一緒にいくつかの案件を担当しましたが、会社が出してくる査定制度にかかる多くの資料や当該が持ってきた資料に、仲村氏はおそらくほとんど目を通していないのではないかと感じていました。長い文章を読み込むことができなくなっているのではないかと思います。
仲村氏は、経験もあり、センスもありますから、感覚だけで何とかなる団体交渉は今でも何とか取り繕うことはできるかもしれませんが、資料を読み込んで戦略的に進めていかなければならない団体交渉はもう無理ではないかと思っています。
3 後継者不在
仲村氏は、昨年11月の大会で、一年かけて後継者を探してくる旨述べていました。その約束は守られているでしょうか?
私は、この間事務所に行っても仲村氏が排除してくるため、確かなことは分かりませんが、後継者は見つからないと思っています。
仲村氏は20年近く前から、管理職ユニオン・関西は他の人に後継すると言っていました。しかし、いまだにそれは実現していません。今よりはるかに組合員数も多く、財政基盤がしっかりしていたときにも、後継はできなかったのです。組合員数も減少し、財政基盤も弱体化している現在の状況で、20年間できなかったことができるはずはないと思います。
4 組合としての力の低下
以上述べてきたことから明らかだと思いますが、組合としての力量が大幅に低下していると感じています。
単に組合員数が減ったというにとどまりません。仲村氏の独善的・独裁的な組合運営、異論を排除する組合運営の結果、長年にわたって多かれ少なかれ組合を支えてきた組合員が昨年11月以降大量に脱退しました。組合にとっては大きな損失です。
そのため、管理職ユニオン・関西ではほとんど争議活動ができなくなってきていると思います。年に数回程度、当該組合員と仲村氏、後せいぜい1人か2人の、5人にも満たない人数で細々とやるのが限界でしょう。これで会社に対する圧力になるとは到底考えられません。
その結果、仲村氏の感覚だけでやっている雑な団体交渉が行き詰れば、後は裁判に流し込むというのが、今の管理職ユニオン・関西の実情ではないでしょうか。
5 他労組からの孤立
大阪には、労働組合の連携組織として、おおさかユニオンネットワークという組織と、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークという組織があります。管理職ユニオン・関西は、もともとこの二つの組織に加盟し、争議となれば他労組からも様々な支援を受けてきました。しかし、仲村氏のここ数年の独善的な行為のために、管理職ユニオン・関西は、完全に孤立している状態です。争議の際に他労組からの支援を得ることは不可能となっています。
おおさかユニオンネットワークは、全国港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、大阪全労協のほか、コミュニティ・ユニオンなども多数参加している大きな組織ですが、管理職ユニオン・関西は数年前に除籍されました。ですので、一切支援は受けられない状態です。
一方、コミュニティ・ユニオン関西ネットワークは大阪、京都、奈良の10以上のコミュニティ・ユニオンが結集している組織で、管理職ユニオン・関西もまだ除籍はされていませんが、ただそれだけです。参加労組からの支援は絶望的です。ちなみに、月1回の定例会議には、管理職ユニオン・関西から一人参加していますが、各労組からの報告を求められる場面で1~2分発言するだけで、後は終始黙っている状態です。仲村氏に行けと言われて来ているのでしょうが、仲村氏のメンツを立てるためだけに来ているのが明白なので、気の毒に思えてくるくらいです。
今の管理職ユニオン・関西は、組合としての力が著しく低下しているばかりか、本来ならそれを補うべき他労組との連携も断ち切られてしまっているのです。
6 組合としての正当性の喪失
大橋が提起した仮処分の決定については、先日送付したとおりです。決定は、昨年11月の定期大会について、2号議案(2024年度活動総括案・2025年度活動方針案、2025年度予算案)の決議及び、4号議案(2025年度役員選任)の決議の不存在を認定しました。
この決定の重大な意味は、管理職ユニオン・関西の労働組合としての正当性を危うくするということです。ありていに言えば、管理職ユニオン・関西が、実態としては労働組合の体をなしておらず、仲村氏の私物になってしまっている疑いがあることを示唆していることです。
ご存じのとおり、労働組合は憲法及び労働組合法によって、その権利を手厚く保護されています。そして、労働組合の正当性が認められないということは、こうした保護を受けられなくなる可能性があるということです。
具体的に言えば、団体交渉を申し入れても、会社が応じなくなる可能性がある、抗議行動をやった場合に刑事免責や民事免責を受けられなくなる可能性があるということです。
組合の正当性の問題は、会社が本気になって争ってきた場合、ゆゆしき問題として浮上する可能性があります。
以上、管理職ユニオン・関西の危機について、総論的に述べてきました。次号からは、上記1~6について、より詳細に説明していく予定です。ぜひ、ご一読いただき、今後の管理職ユニオン・関西のあり方について一緒に考えていきましょう。
(管理職ユニオン・関西 書記長 大橋 直人)
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管理職ユニオン・関西の現状に問題ありと考える組合員の方、紛争解決のための交渉等に納得できない組合員の方は、大橋までご連絡ください。対応いたします。
大橋メール:ohashi.mukansai@gmail.com
もしくは、このホームページのお問い合わせまで。
今後も管理職ユニオン・関西の正常化を求める会のホームページをぜひ閲覧してください。